みんぱくカレンダー 2004

2004年10月から2005年3月までの博物館の催しを広報するリーフレット上で、はじめて春の企画展の内容がアナウンスされました。タイトルは仮称のまま「きのうよりワクワクしてきた。:ブリコラージュな毎日」。企画会議で再三の議論を経ても展示タイトルの決定打は出ず、やむなく特別展の企画書(2004.5)につけたタイトルは「わくわくする日常:ブリコラージュ・アートの世界―アーティストがみんぱくにやってくる―」でした。このタイトルは可もなく不可もなく、なんとなく煮え切らないままつづいていましたが、博報堂生活総研の山本貴代さんの書いてくれたイメージコンセプトのなかの一節「きのうより生き生きしてきた。」が展示タイトルに天啓をひらいてくれました。カレンダーのなかの文章も彼女の原文がもとになっています。
展示内容がまだきまっていなかったためにアーティストの作品写真を使うことができず、掲載したのは民博収蔵のブリコラージュな資料だけ。おかげで、かなりガラクタな展示という印象をあたえてしまったようです。ブリキのコラージュなどと勘違いされた原因もそこにあるかもしれません。

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民博カレンダー
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