新・不条理通信


05年5月7日(土) ブリコ通信・その後編020/更新のおしらせ

[ブリコ通信]写真がとどきました。

怒涛のイベントラッシュも終わったようで、写真を送っていただきました。

ブリコページにアップしてあります。

http://www.geocities.jp/ululoop/art/brico/index.htm

↑くやしいくらい絵になりますね。こいつ。

作った時以来見てなかったので、ちょっと新鮮です。

今週、結果としては大事にいたらなかったのですが、

頭ではなんともないのですが、

体が体調異常の信号を出して、びびりました。

(ほんの少し人生観が変わったというか、確信して拍車がかかったというか...)

で、一瞬こいつの顔がうかびました(笑)

古い自分が死に、新しい自分が生まれるという願望的意味だと、

作品を"なんちゃって自己分析"していたのですが、

体がなくなってしまっては意味がないので、

肉体ももちろん、精神も極力健康第一ということでしょうか。

やりたいことや、ほしいものはいっぱいあるし。


無意識の世界は深いなあ、ますます興味がでてきた....。


[]クライアントさま/デザイン


◎about/クライアントのみなさんへ


そもそも営業をかけないとチェックもされないし、

現地点においては、今後の予定がわからないので、

結果的に不毛なプレゼンシートとなるのかもしれませんが、

一応、お役に立てれることがあればということで、アップしました。

あとでマニフェスト的なものを追記予定。



◎design/jazz messengers

フライングぎみのおしらせですが、秋にデザインの展覧会をします。

のりではじめた超インディーズブランドですが、進行中です。

展覧会まで随時更新予定。http://www.marronfactory.com/magray/index.htm

05年5月8日(日) ブリコ通信・その後編021

[ブリコ通信]新日曜美術館.....。

ぶふふっ(笑)、はなちゃんにいじられることなく、

さらっと流れて終わってしまった。

他の一般テレビメディアはともかく、

若干期待していたので、もう少しあつかいがいいのかと思っていたら、

やっぱりそんなかんじなのでしょうねぇ(笑)

いまのところ、BTくらいしかチェックしてないけど、

どうなんでしょうね。


+++++

トナカイも、もし復活できる場合は、

今度はパワーアップさせようと思ってます。

で、ビデオを撮ったらまたアップします。


+++++

↑彼がフリーへと変貌していく、ドキュメンタリーをみて感動。

マイルスの音楽においての、芸術的至高性に対し、

コルトレーンの精神的至高性は共感し勉強になる。

アルバムをバラバラにしか理解してないので、

こちらもきっちり集めなおしたいところ。

# kyoton2 『追記。っていうか新日美は、NHKなので映ってしまうものに多々配慮があったのかしら。』

# Emmy 『「a l〜ove su〜preme…(念仏の様にフェードアウト)」
よく”宗教的”とか”神”とかいわれますが、私はこのアルバムを聞くと本当に心地良く眠れるのです。(笑)
深夜の高速Drive中なんかにかかると、リラックス&トリップしすぎてとても危険!
これが…愛?』

# kyoton2 『一部ジャズ批評では、たしかボロカスに書かれていたみたいですが、そんな批評右派左派ウンチクはどうでもいいですよね。とりあえず、サックスは買えないので、たて笛から入ります(笑)』

05年5月10日(火) ネタ帳のコピペメモ。

数年前のノートからでてきたメモ。

誰にもみられないまま消すにはもったいない気がしたので、雑記として掲載。

続きを読む

# Emmy 『こんばんは。
個人的には「虹色部長」がとても気になります。(笑)
あと、間寛平の回答メモとは一体・・・っ!?』

# kyoton2 『ボクの本棚には不条理コーナーがあって、そこには、谷岡ヤスジ、デロリンマン、ドグラマグラ、ねじ式、死霊、審判、嘔吐、罪と罰、巨人獣等々、が入っています。それこそ高嶺監督の映画の構造、虚像と現実の混沌という、つまり、現実を疑うという観念、って、あつくかたり始めてしまった(笑)いやいや、ギャグ漫画というか、たんなる不条理ドラマというか、そんなことばっかり考えているので、それの形にならないメモなのですが、間寛平というのは、クイズ番組で、大正7年に起こったできごとは?という質問に対しての答えです。彼の絵も素晴らしいのですが、秀逸なとびぐあいの言語感覚です。ソシュールもびっくりです。』

# Emmy 『お?居てた?(笑)
不条理コーナー良いですねー♪夢野久作は高校時全集集めてしまいました。(そして我が家では夢野全集の横に並んでムーミン全集が。(笑)「ムーミン」って深いですよねぇ。)
デロリンマンとは何ぞや?
レインボーマンなら解ります。
大人になってテーマ曲を再聴しましたが、あまりにもな直球な歌詞にノックアウトされました。
もう、ある意味、気持ちいい。(笑)(絶対テレビで放送できないと思うけれど。)
間寛平はそういう事だったのですね。』

# kyoton2 『現在作業中につき、休憩がてら書いとります(笑)ボクはチャットってメンドーでしたことないけど、そんなかんじですな。そういえば、憶えてますよ、全集があったね!たしかにムーミン深いなあ、「ぼくはカバじゃない!」は名台詞。死ね死ね団....、微妙にタイムリーではないのですが、日曜日を憂鬱な時間にしていた記憶はあります。ちなみにデロリンマンはジョージ秋山の漫画で、筋肉少女帯の断罪..の表紙の奴ですよ「オロカモノめ!!」っていうやつ。さらにちなみにジョージ秋山の銭ゲバなど、たくさん復刻していて、とても深くて面白いですよ。』

# Emmy 『解りました!デロリンマンとオロカメン!!
取り急ぎ報告まで。(笑)』

05年5月12日(木) for client→blog/プレゼンシート用/

そもそもアートって何ですか?

続きを読む

05年5月14日(土) ブリコ通信・その後編022

[ブリコ通信]トナカイの復帰

トナカイの虫の駆除が終了し、本日から復帰ということで、また行ってきました。

何度も書いて申し訳ないが、ほんとに虚しい。行きと帰り。

パワーアップのつもりで、今度雑貨店をオープンしようとしている友人の

商材をちょっともらって、つけてみたのですが、さすがに光がたりませんでした。

ビデオカメラもうまく調整できず(ごちゃごちゃやっていたら、

三脚で手のひらをはさんで血豆を作ってしまった)でもせっかく撮ったので↓

http://www.geocities.jp/ululoop/sozai/5-12/5-12.wmv

↑とりあえす、つまみがさわれないようにかこみました。雑だけど。

恥ずかしいですが、たんなる仕事のテンションになってしまい、

もうなんだか気持ちが持続しません。

↑これまた友人の商材の鹿笛。風船を膨らますのが

現場にあったので、くっつけました。けっこうな音がでます。

[]奴は電話中。

結局こうしました。奴をもどすのも惜しいので、電話させてます。

[]子供部屋変更。

トナカイ不在期間に作った作品を子供部屋に展示。

と、同時にグラスマーケットさんが、朗読に使用したいと申し出があったので、

床部分をかたづけました。たぶんそのままにしておきます。

うるおぼえなんですが、随分昔、展覧会のバイトをしていて、

とある作家さんの大量の大きな彫刻の前で、ダンサーの人?が

パフォーマンスをして、作家さんがカンカンになって、

俺の作品は、お前の舞台のために作ったんじゃねぇ!(というような内容)って

言ってた話を思い出した。まあ、たしかにそうなんだけれど、うむむ、たしかにそうか、

難しいなあ。別にきにしないというのは、つきつめれば嘘だし、さりとて

さしてどーでもいいというか、ご自由に遊んでくださいというのも事実だしなあ。

結局完成された世界を他者がいじるというのは、

自分が作品を放棄したことを認めることになるし、

となると、何のために作ったのか?となる。あれ?結構哲学的命題だな。

いずれにせよ、ボクのばあいは、写真も撮ってるし、日和見主義というか、

とどのつまり、結果何があっても、お客さんによろこんでいただければ、それでいいわけです。


[]ブリコむらむら賞

グラフさんのワークショップで作った作品群はかなりいいです!

↑むらむら賞(勝手に)たしかにシュルレアリスティクな素材選択をしていますが、

それでも意図的にシュルレアルな構成というのは難しいものです。

美術としてもバランスが良いです!美しい。(えらソーに批評しちゃいました。ゴメンナサイ)

↑むらむら賞(勝手に)結構哲学的なベンチですね。座れるのか座れないのか。不安を誘いつつ、

機能が交錯している。構造的でもひとつ美しさはかんじないのですが(ボクは)

でもけっこういいと思いました。(えらソーに批評しちゃいました2。ゴメンナサイ)

[]リリアンとサンシン

いつのまにかこんなに成長してました。上の部屋におかれていた、

サンシンをチューニングを試みたのですが、音がとれませんでした。

あ、あと、あの作家紹介のビデオ、タッチパネルのがまたまた進化していましたね。

よくできててカッチョ良いです。

[]最終結果。

結局あの置き忘れたモノは、ここに張られていました。一応目立っているから昇格かな。

[]パン人間

ファンなので、多分みにいくと思います。

[]みなしご

こどもべやにくるワルの二人は実はみなしご。がしかし、別の部屋では泣いていた(笑)

いよいよ家族関係、ご近所関係が明確になってきて、面白いです。

http://fuzitama.jp/

# Emmy 『あぁ…目がメラメラなっています〜!(笑)
段々と米村でんじろう先生のようになってまいりました。
というか、弄くったあなたはスゴイッ!!

死と会話するはずが、死が会話してどないするねーんっ!!(笑)』

# kyoton2 『電池も入れ替えたのですが、やはり会場が広く、友人宅でためしたようにはならず。一番最初に考えていたのは、目からビームがでる、というものでした。ほどとおい。
奴のほうは(体調異常やらかしてから、不快の対象、奴あつかい(笑))丁度よいバランスですっぽりおさまりました。特に背骨や足のデザインがすばらしいですね。いったい何の電話をしているのでしょうか?
あ、そうそう、マロンさんの方も、よかったら書き込みしてあけでくださいね!とりあえず、hくんとマロンさんとこのサイトを成功まで導かないと。って自分のこそ、ちゃんとせんとな(笑)』

# kyoton2 『思い出したので追記。
ガムをかんでうろうろしていたら、会場の案内の人に注意されました(笑)すみません。わかってたんですけれど(なおさら悪いか)おちつかないとき、色んなトコでかんでました。かんだあとで気がついて、また忘れてのくりかえしです。またタバコをはじめよかなぁ。』

05年5月15日(日) ブリコ通信・その後編023/まとめ(れるのか)/怪獣の名前!

[ブリコ通信]怪獣の名前発表!!!!

...とかいても、ここまでたどりついている方はほとんどいない(笑)のですが、

のちのち検索ヒットするかもしれませんので。(しばらくはブログをあけておきますし、

このブログはキャッシュをさけれないので。)

http://www.geocities.jp/ululoop/art/brico/kaijyuu/kaijyuu.htm

1000枚、3/16において、4/29でなくなりました。

合計655枚のご返答いただきました。結構な回収率だと思います。

書いてくださったかたほんとにありがとうございます。

お遊びにつきあっていただいて、まことに恐縮ですが、

かなりわらわせていただきました(^u^)

かなり可笑しい名前がたくさんあったのですが、

現在整理する時間がないというか、書き込むのがすごい労力なので、

時間ができるたびにここに追記するとしまして(多分)

決定した名前だけとりあえず、記載しておきます。

パクミンです。

3/16にすでに入っていました。みんばくを反対にしただけ。

のちにもう一人同名ありました。直感的に決定しました。

が、コンセプト的にもこれでいいと思います。

どなたが書いたのかはわからないのですが、ありがとうございます。

ラーメンマン同様著作権は発生しません(笑)ま、商品化もしないけど。

パクミン音頭も時間があれば...。

時間がたちすぎて、もりあがりにかけるブログで申し訳ない(笑)

会期が長すぎる(笑)

これまで変遷。

05年4月29日(金) ブリコ通信・その後編019

http://d.hatena.ne.jp/kyoton2/20050429#p1

05年4月18日(月) ブリコ通信・その後編014

http://d.hatena.ne.jp/kyoton2/20050418#p2

05年4月6日(水) ブリコ通信・その後編010(?)/追記のおしらせ/怪獣の名前の続き。

http://d.hatena.ne.jp/kyoton2/20050406#p3

05年4月2日(土) ブリコ通信・その後編009長いこと続くなあ。と。

http://d.hatena.ne.jp/kyoton2/20050402#p1

05年3月28日(月) ブリコ通信・その後編004

http://d.hatena.ne.jp/kyoton2/20050328#p1

05年3月24日(木) [BRICO]・[ブリコ通信](その後編01)

http://d.hatena.ne.jp/kyoton2/20050324#p1

05年3月20日(日) BRICO・ブリコ通信//子供部屋//各箇所のあとずけ解説。

http://d.hatena.ne.jp/kyoton2/20050320#p7


[]英語サイト

さとうさんに催促したからか、英語版がアップされてます。助かります♪

http://www.minpaku.ac.jp/english/exhibitions/special/brico/index.html

サイトのインデックスが重いのはうちだけだろうか?

多分マックで製作されているのか、レイアウトがずれてるのかしら。

enterが画像にかさなってしまってます。

なんだか中身(自分の作品)より、サイトなり封筒なりの方が、

こって製作されているような...。

いずれにしてもいい仕事されてます、このサイト。勉強になります。

[]はてな・はまぞう(アマゾン)


[]さすがに、もうなにもないはず....。

一応、もうさすがになにも起こらないと思うので、まとめというか感想雑記しておきます。

金にも評価にもつながらない結果は、自信があっても、

社会的に不必要とされる気分になりがちですし、実際へこみます。

普通、少なくともわかってほしい人、好きな人にだけでも、伝えたいし、

自分を受け入れてほしいと模索します。

汗して働く人も

路上でギターをひいて歌っている人も、

メールでラブレターを書く人も、

死を悼む人も

生まれてくる子をあんずる人も

誤解されてる人も

憎しむ人も

受け入れられた時、人間はその言葉や態度に安心し、生きていけると思います。

が、そううまくもいかないわけですよね。難しく悲壮で不条理。


ましてや、芸術なんてのは、その根本的な事と向き合わなければならない。

常に個人の問題で自己との対話です。

そういった意味では、芸術をやっていて、うれしい瞬間というのは、

一般の方に、(理解されなくても)直感的に面白がられる時もさることながら、

やはり作家の方々にリスベクト(ほめられる)される時です。

子供っぽいですが、お世辞抜きで(ぼくにお世辞をいってもしかたないので)

うれしい言葉をもらうと、ありがたい気持ちでいっぱいになります。

厳密に言うと、表に出ない部分を知った上で、

かけてくれる言葉というのがうれしいのです。

ま、なんの世界でもそうかもしれませんが。

そう考えると今回は、まだ終わってないので言い切れませんが、

小山田さんに「わけがわからん」といわれたことが一番うれしい言葉です。

芸術をうけいれられた気分です(笑)

ご本人は、なにげに言っただけだとおもうのですが、

かえってそれが深く救われたのでした。

お顔は何度もギャラリーですれちがっていて、

存じ上げてはいましたが、今回はじめてのお仕事で

ぼくの事情等を知る間柄でもなんでもないのですが、

その日一日は気分良かったです。

多分この感覚はなかなか理解されないとは思うのですが、

今回やってよかったと思う瞬間でした。

05年5月17日(火) ブリコ通信。その後編024「ワレヲオコスナ・・・」

[ブリコ通信]またまた写真を送っていただきました。

一眼レフで撮ったものを更新しました。

http://www.geocities.jp/ululoop/art/brico/TONAKAI/tonakai.htm#2


↑「ニンゲン、コロス、ヨクナイ。ダカラ、ニンゲン、キライ、コロス」

「違うの聞いて!お願い、お前は間違っているの、人間と動物は一緒に暮らせないの、

さあ、森へ帰りましょう、ね、いい子だから」......笑!!

すらすら、宮○アニメ風の台詞がでてきた(笑)

子供が遊んでいる写真もアップ。当初こんな風景を想定してはじめたはずだったが、

子供達にとどいているのだろうか?

05年5月20日(金) ブリコ通信・その後編025/FIREWORKS

ブログのサイドをさわってしまった。

HPへのリンクとかなんか書いていたのが消えた。あ、英語の表記か。

まあいいか。それとトラックバックがでてきた。

トラックバックされていたとは全然きがつかなかったし、

いまとなっては確認できないのだが、なぜ表示しているのか?



[]FIREWORKS

大学がらみの展覧会に呼ばれたので、ちょっと迷っていたのですが、

ひきうけることにしました。

プロではなく、学生さんが主体なので安心して製作をしていけるかは、

未知数なのですが、まあ、せっかく声をかけていただいたのでひきうけました。

ざっくりいうと、卒製のショーケースに+1されるもので、

美大をでたから、アートができているとは思ってもいないし、

ミンパク体験後では正直なところ、さしたる動機がみつからないのですが、

まあ、極力学生さんとのからみをもって、また発見があればいいかなと考えています。

おっさんになって、急になんでも前向きに考えるようになってきました...(笑)

やるからには、自分の展覧会暦にのせてもいいくらいの、

実験性や遊びのあるものにして、結果が意味のあるものになるよう努力したい。

というわけで、また花火をやります。

ずるずるブリコをひきづる形です(笑)


と、同時にアートは、はじめからあしがでてあたりまえ、

という慣習からいかに脱却するか、(都築響一さんではないですが)

という常々の個人テーマの勉強もそろそろします(笑)

いくら(私の)芸術が、付加価値をつくりあげていく過程の行為であるとして、

その分、さしひいたとしても、

実質的に行動している対価があまりにもグダグダでは

いつまでたっても同じ状況のくりかえしです。

ユニオンを作ってどうしたこうしたとか、たいそうなことを考えるのではなく

せめて、たとえば、他の業界というか、一般社会並み、物理的にかかる賃金と、

時間給計算になるにはどうすればよいのかということです。

そうはならない現実の前で、どうすれば、克服し、

且つ、クオリティをさげないですむのか。

すくなからず、ぼくは遊んで(芸術をして)いるようで、

社会的なあつかいにおいて遊んでいるわけではない。

多々この思考に無知欠陥はあるものの、思いを同じくする

アーティストはけっこういるのではないでしょうか。

(というか、言葉足らずですが、言わんとしていることが

わかっていただけるのでないでしょうか)

アートが唱える建前の理想と、現実の競争社会の中でのアートのあり方に

ふりまわされることない、現実的な思考方法/処世術?をみにつけたいものです。

(そんなことができたらアーティストなんてやっていないかもしれませんが・笑)


しかし、まあ、結局、アーティストのわがままとして自ら「遊び場」という

付加価値をつくりあげるのに切磋琢磨するのではなく、今回のブリコのような

結果としてあしがでてでもいいから参加したい遊び場に出会うことの方が重要です。


そう考えると、みんばくの作品は執念で製作したから、これまで書いてきたとおり、

もうみたくもないってくらい精神のどこかがくたくたになっていたのですが、

もしかしたら二度とこんな環境は作れないかもと思うと感慨深く、

見てない人にはぜひ現場をみておいてほしくなってきました。

(実質できあいの作品ではないので、再現もできない)


なんだか生意気で、おむつかしがりなことを書いてしまいました。

これらは生煮えの個人的(状況における)展開の意見ですので、

さしひいて読んでください。


++++++

05年5月22日(日) ブリコ通信・その後編027/終わり方がみあたらない。

[ブリコ通信]コラボレーション

しかし、このブリコ通信、なかなか終わらないし、展覧会後も、

何かが起きて、また書いてしまうような気がして恐ろしい。

たまにHPから来る人と、グーグルやブログ検索でヒットして入ってくる人以外は

ほとんど、お知り合いしか読んでいないので(たぶん)ついそういう書き方になって、

話を省略しすぎのかんもなきにしもあらず。

花火をやるわけですが、コラボと称して、ただのおてづだいをさせるのではなく、

準備の工程や、実際に着火するもの、記録するものも巻き込んで、自分の意思と感覚で

参加していただいて、制作しようと進行書を製作しています。

双方の条件のすりあわせも経験というか義務ですし、一方的にやられると

ふりまわされておじゃんです。

とはいえ、コンセプトどおりにいっても面白くなく、

なんらかのチャンスオペレーションが起こるのを期待していますが。


学生といっても、たしかに経験的に未熟で、不躾な部分もあるかもしれませんが、

社会人のなかにはもっとひどいのがいるわけで、

学生だからと言って、甘い部分を許容したり、逆に、はなから上からものを見て

接するということはしません。

(結果、あいつは、わがままで勘違い野郎だってレポートを書かれかねない....?)


アートプロデュース科というたいそうな科があって、今回のも、

授業とは別に運営しているそうで、発行している紙面に目を通す限りは、

全体の学園祭のりはさけれそうですが、いまさら卒展特有の

さみしい空気(笑..なぜ、あの京都市美術館ってさみしーい空気だすのかなぁ、

卒業するからかしら)に参加するのも恐ろしいので、

型にはまったものになってほしくはないけれど、一応ショーケース

(選抜されている/学内展示場と東京スパイラルだそうです)

だからしかたない部分もでてくると思います。


一応招待作家なんて名目になってますが、

すべっている学生作品なみに、すべる率、大です。

ホントの卒業制作を作ってしまうかもしれません(笑)

でもまあ、普通に大学のおみこしにのっても、有益とは思えないので、

実験しないと。


しかしまあ、10歳以上も歳の違う人といっしょに

なにかやるとは想像してませんでした。

(こんなことをここまで継続してしまっているとは...。)

いつまでも学生気分がぬけていないと思っていましたが、

接していると、やはり時間がたっているのかと実感します。

彼らが社会にでて、えらくなったら仕事をもらわないといけないので、

今のうちに媚をうっておかねばなりません(笑)


ボクのほうは、今だ、才能はないけど、ジョンレノンなみに傷つきやすく、

尾崎豊なみに反抗しつづけ、この支配から卒業します(笑)

まずは、学長室の窓ガラスわりにいきます(嘘)

05年5月23日(月) ブリコ通信・その後編028学生さんをまきこんでの巻。

[ブリコ通信・燃焼編]学生さんをまきこんでの巻。

本日もうちあわせに大学へ。まったく記憶が蘇らないくらいに変化してしまっている。

今の学生さんは、学生さんで、多々忙しいキャンパスライフをすごしいるらしく、

自分が学生の時、どうだったかが思い出せない。

ともかく、せっかくなので学生さんに主体的にかかわってもらい作品の変化を

みてもらおうと奮闘してもらっています。期待大。がんばれ学生さん。

一応来週撮影予定なのですが、それでもブリコ展はまだ終わってない(笑)し、

結局、おまけというか、続きみたいなものなので、このままブリコ通信に書きます。

05年5月27日(金) もろもろの更新のお知らせ

[更新のおしらせ]身辺整理。

身辺整理といいながら、何ヶ月たったのか...。

クライアントページの整理ができました。

とりあえず、営業はまだしていないのですが、

今後は、事情がゆるすかぎり、能動的に営業する予定。

ともかくアートすることを、妥協したり、

とやかく言われない状況をつくるには、

売れるモンはなんでも売っておかないと(笑)

http://www.geocities.jp/ululoop/forclient/forclient.htm

↑アートに理解のアルところで就業できるのだったら、わざわざ

こんなおおげさなものを作らなくったっていいわけだけれど。

今更かっこ悪いですが、やれることはやっておきます(笑)




デザインページのレコジャケ第二段を更新。

プロデュースしているというか、されているというか、

そんな秋の展覧会(展示会)用ですが、自画自賛ですが、

ものすごくうまくいきました。

グラフィックの仕事したいわぁ。

ニュージャズの若手レーベルとか、けっこうみかけるのに、

仕事くれないかなぁ、もちろん大手もwelcome!(^^)v

ちなみにデザインしたTシャツ、なにも教えてないのに、

見るなり、Kさんがすぐにくいついてくれたから、一安心。

彼女のセンスは間違いないです。タイミングをつかめば、売れる予感....。

http://www.marronfactory.com/magray/index.htm

↑時間があればもう少しジャケをつくりたいところ

(ちなみに150dpiです。カラーコピー、インクジェットレベル。)



イラスト部分も整理。イラストに関しては、表現というよりも、

経験的に実質的具体的使用されやすい形を念頭に構成しています。(つもり)

アートと横並びにすると自分自身ですら、混同して、コンセプトや技術が

わからなくなる時があるので、一階層下で、イラストの早見表を製作しました。

どうなるかわかりませんが、上記したような意味でアップしてます。

今月中には整理したものをアップしておく予定。

あ、あと名前をPNにしてるのもモードが違うという意味なだけなのですが、

それはそれで、またややこしいかしら。

http://www.geocities.jp/ululoop/illust/ill2/ill2.htm



ジミヘン

まったく話は飛びますが、この前、監督がDVDを買ったら、

もう一本もらえるというキャンペーンで、

その場にあったジミヘンの伝記ドラマを選んだものの、面白くないということで、

もらいました(笑)

売っているのは知っていましたが、レンタル屋にないので、みたかったのです。

たしかにせっかくジミヘンという題材にもかかわらず、アリやレイチャールズとは

程遠いTV的企画モノだったのですが、多々評伝を読んで知っていながら

みるとけっこう面白かったです。しかも、ジャケットのジミヘンは目が死んでいて

似ても似つかないのですが、中身では、ガムをかみながら話すところなんてのは

、けっこう特徴とらえてます。とくにモンタレーは笑った。

マイルスもさることながら、ジミヘンも大好きなので、

これもらったのはけっこううれしいなあ。

↑目が違いすぎ...。


疲れる。

ドリームイーバーが暴走する。

どうも新しいメディアプレーヤーが原因のような気がする。

体はいたるところが次から次へと故障するし、

もう!(南海キャンディーズのやまちゃんのまね)

# kyoton2 『クライアントページが、結局気に入らないので、修正中。
このブログもまたまた、展覧会終了後、リンク先を整理、
移植して、プライベートモードにするかも。
で、通常のブログはどっかいいブログさがして書きます。
ブログの楽しみってどうでもいいことを書くことで、
業務連絡ではないですものね。
どのブログが使いやすいですかね?』』

05年5月30日(月) ブリコ通信・その後編030/もうすぐ終わり。

[ブリコ通信]もうすぐ終わり


あと一週間で展覧会も終わり。

終わったつもりだったのに、三ヶ月もたったのです。

かかわってから、どれくらいたったのか、忘れた。

忘れたくらい長いし、まだ、一週間もあるし、終了後の撤収もある(笑)


結局このブログもそういった意味で三ヶ月もかいてしまっているわけですが、

三ヶ月もあると、ついついふいに不本意なへこみ節を書きそうになるので、

一応の業務ブログとしては、さけたいところ。

※キャッシュをきにして書くのがうっとうしい(一応きにして書いている文体です)


ので、展覧会終了で、またプライベートモードにして、編集し、

気が向いたらHPにアップします。


で、へこみ節も逆にハイテンションもOKなブログを、っていうか

去年書いていた(関係者はだれも読んでいないとおもっていたころの)程度の

ことなのですが、どうも時間があれば書きたいくちなので書こうとは思ってます。

(また一社ためしてみましたが、うーむ、このはてなよりかは不便。

というか遅い。どっか早く書き込めるブログないのかな)


いつも見に来てくださるお友達お知り合い(笑)には、そのアドレスを

のちのちお教えします。よろしければ。ま、はじめるかわからないのですが。



まあ、ふりかえって、なぜ、こんな一生懸命ブログを書くのかというと、そもそも

展覧会のフォローというか、多面性というか、芸術思想?なり、心情なりを

これをきっかけにスケッチすることで、

気づかない、なにかがみえるかなと思い、書いていたわけです。

まじめな言い方をすればですが。


が、しかしながらみなさん暇ではないのですねぇ(笑)

ライターやそれ風の人はおろか、

関係者や来場者だって、ここまでたどりついた形跡は

あまりありませんし、ましてや、すべて目をとおしてはいないと思います(笑)

(※注・これはあくまで予想でしかありません/とどのつまり

すくなからずなんのリアクションもないということです(笑))



一般の方はともかく、んー美術批評家はいいや(笑)

作品とこのブログを通じて(ほとんどたいしたこと書いてないけれど

キーワード的な部分は多々あるとは思うのですが)

民族学者もさることながら、心理学者や構造主義哲学云々等の

想像もしない全然違う横槍で自分の脳(心)をみたかったですなあ、傲慢に欲を言えば。

http://www.geocities.jp/ululoop/album/05.htm

↑スタジオボイスに原さんが記事を書いてました。


いづれにせよ、答えはなく、次の事に突っ込んでいくことが、

手っ取り早いと思ってはいます。

# Emmy 『えーっ!Muragishi宇宙のパズルピース遊び(集め?)とっても楽しいのでBlog終了はんたーい!(笑)

「プピーッ!(ハンターイ!)」←トナカイも。

相変わらず多忙みたいですが、ホントにお体御自愛を!(こればっかり書いてるなぁ。)
先日、私もとうとう人間ドックを受けてきましたわ。
お肌と体の曲がり角、三十路注意報!な5月でした。(T◆T)

追)携帯メールの連絡先が変わりました!』

# やんたろー 『活躍ぶりが見れるのは嬉しいなあ(´ー`)』

# kyoton2 『Emmyさま、やんたろーさま書き込みありがとうございます。
あけっぱなしにしておくと、やたらグーグル等にヒットして
キャッシュされていくし(笑)まあいいのですが。
やっぱりブログは完全ハンドルネームで、あのテレビは面白かった、つまらなかった的な雑文を書くのが一番楽しい気がするので
どっかで書きます。たぶん。
でまた業務(アート)の大きな流れのものが着たら
ここを使用します。
はてなが一番使い勝手がいいのだけれど、個人がわかる形で使用うしてしまったからなぁ(笑)
まああプライベートもパブリックもないのだけれど、
ブログというかWEBの問題は変なカットアップをされてしまう
ことも考えれなくもないので、うーむ、そんなたいそうなことでもないような。長くなるから、次の日付へ。』

05年6月2日(木) ブリコ通信・その後編031/Fireworksの撮影。

[ブリコ通信・燃焼編]Fireworksの撮影。

なんともあっけなく終わりました。

というのも、学生さんたちが、さくさくとしきってくれてスムーズにことが運びました。

すばらしい。(↑日付を五月ってかいてもうた)




可笑しかったのは、撮影に参加してくださった若者達が、ポカーンとして?

なにをしているのかわからんけど、とりあえずやってみるみたいなかんじで

初々しかった。

ぼくらも今ならわかるけれど、先輩達が、わけのわからないことをしているのをみて、

何の意味があるのだろう?なにを考えてるのだろう?お金になるの?(笑)

なんて思っていた事を思い出しました。

こんなことがないかぎり10歳以上違う、学生さんと出会うこともないし、

こんな風に先輩達はみていたのかと想像しました。

彼らがつくってくれたチラシには

今後の活躍が期待される作家さんなんてかかれてました(笑)

そう言われて10年たってしまったような....。

ともかく不肖の先輩でお恥ずかしい。




後はその様子をとったビデオを編集します。

今回は、学生さんたちにおてつだいではなく、コラボレーションということで

かかわってもらっています(つもりです)

しかも学生というのもとっぱらって、一個人に近づいていただけていれば、

より良いと考えてやってます。

主体的に自分の視線で、撮影してもらったり、色をぬっといてもらっり

渉外してもらったり。ただの学校の卒展にはせず、且つ、美大生というイコンは

きざむ形で作品づくりをしています。


ぼくの才能は、たいしてなく、みんながよってたかって、やることで

グルーヴが生まれる、それがコラボです。


今回も基本は即興です。ながれに抵抗せず、しょっぱい結果になるかもしれないけれど、

のっかっていって、できあがりという形をとります。

不毛な芸術論はとくにないです。

あえていうと、クール、キュート、ヒップというのが今回、今後のコンセプトです(^o^)


+++++


世の中は、かせいで、くって、ねておきて。あとは死ぬのをまつのみぞ。


って、たしか一休さんの言葉だったと思うのですが、たしかにそうで、

かせげない芸術を純粋として製作することに、意味はなく、生きる資格がない!...

なんてことで、社会的においこまれたりする気分がたかまる

年齢になってしまいました(笑)

この言葉を聞くと、この世のどこに芸術が入り込むことができるのかと思いがちですが、

よくみると、この言葉自体、客観的に世界を把握した詩であり、芸術行為なんですよね。

「世界」をとらえた「遊び」です。


なんでも表裏一体で、そのねじけの中に身をおくことはとても恐怖ですし、

無意識の社会的制裁に対して、覚悟をもってやっているわけでもなく、

やらざるをえない流れに抵抗ができないだけ...。

いずれにせよ、予定は未定。未来はわからないので、

幸福論のドライヴをつづけるしかないと思います。


また意味不明なこと書いているかな?????



追記。卒業以来、M野先生にお会いした。時間がたったんだなぁとしみじみかんじました。

05年6月3日(金) 更新のおしらせ、というかインフォメーション。

[更新のおしらせ]今日からアーカイヴ上映。


http://www.open-art.tv/main.html

↑オープンアートが再開しました。

見てない方は、ぜひ、みてください。ボクのサイトにも置いてますが、小さいので...。

で、ひさしぶりにちゃんとみたら、結構きれいな画質なので、新鮮。

はやく次の本格的なアブストラクトにとりかかりたいところですが。

[]初心忘れるべからず?

http://www.keibunsha-books.com/gallery/main.html

↑webサイトをプロデュースしているようで、

逆にさせているという説明しにくい戦略?で

グラフィックの展覧会をするわけですが、ここでやるのは、

それこそ10年ぶりくらいではないでしょうかね。

極力、かっこわるくならない程度に遊びます。趣味爆発。多分。

が、当日、直接かかわれるかどうか未定です。

あくまで別名(笑)ですので、おとなしくしているつもりです。

05年6月5日(日) ブリコ通信・その後編032/パン人間の巻き

[ブリコ通信]パン人間

随分前にNHKのドキュメントをみたこともあり、

興味があったので是非これは見てみたかった。


ま、結局参加したのですが、パンが一個という

微妙な羞恥心の味わいがここちよかったです(笑)

※芸術として社会に対し、違和感を煽ることをしていることが

恥ずかしいのではなく、「うわっアーティストって言われてるくせに、ちょっとすべってるやん」

「ふつうやん」っていう自分につっこみが入ることの軽い恥ずかしさが心地いいのです..。

あ、そうそう、こういう世界になれてしまって、これをみた一般の人もすぐ芸術行為だ、

ごくろうさんなこったね、ぐらいな冷めた視線かとおもっていたら、日本はまだまだで、

「新興宗教」とか「頭がおかしいしい人たち」「パン祭り」等々声が聞こえてきました。



折元さんの覇気がいったいどこからくるのか、生で接しないと、

アーティストの心の光と影は学べないので、ずっと耳を傾けていました。

特にうちあげの席でのお話は多々考えるものもありました。



要するに、不安と恍惚の波に乗るのか、丘サーファーで終わるのか。

小さい波ばかり探しているうちに、

ぼくは陸地がみえないとこまで来てしまっているのかも...(笑)

気がつくのが遅い。

はたしてビックウェーヴは来るのか。のまれずに乗れるのか!?





あさってで終わりです。早いようなながかったような。


http://www.geocities.jp/ululoop/sozai/pan/pan.htm

↑私的記録



韓国から報告書がとどいた。

韓国での展覧会のレポートがとどいた。

行ってた時はそうでもなかったけど、

今は報道では日中韓は政治的によろしくないと

やたら目にするようになりました。

しかしまあ、文化や歴史が違うから面白いし、

いざこざもおきるんだけど、

別にそれは国家単位の話でなくてもあるわけで、

生存本能のいがみあいにとりつかれたものを

解決するのは、理性と愛ですぜ。

そして芸術。

戦争を最高の芸術という哲学的解釈もできるのはわかるけれど、

しかしそんなニヒリズムを超えた、もっとアホでフラワーな芸術ができるとおもうけど。

革命的な幸福論(ボクは無宗教です。へんな新興宗教にはいってませんよ(笑))

人間は同じところをクルクルまわっているようで、ちゃんと成熟しているはず。

# Fタマ 『TBあんど写真ども。
あのパワーの秘訣は素晴らしい相方(名前失念)がいる安心感もおっきいのではと思いました。いいなあ。』

# kyoton2 『そうですね。そう思います。基本的にどうあがいてもアーティストは自分の宇宙と対話するので、(様々なパターンはあるかと思うけれど)孤独感からは逃れられないとは思いますが、いわゆる挫折や不遇等々の逆境的な人生においても、猛烈に自信をもって芸術できるというのは、家族(お母さん)に芸術を直接的に支援してもらえたという部分が大きく、且つ、今を生きるうえで、ああいう凸凹コンビ的仲間?がいるというのは、本当羨ましいです。
芸術をするうえで、全てを理解してくれる仲間や恋人や家族が、実はほしくてたまらないのだ、という深層の自分のコンプレックスをあおられ動揺しました(笑)→だから実際の人物をみてみたい衝動があったと思う。
たぶんこの話も公に言っておられるとおもうので書いていいと思いますが、パフォーマンスをやる前は、いつになっても、嘔吐感がなくならない、が、いざはじまるとちゃんとやっているとおっしゃってましたよね。自慢でもあるのでしょうが(笑)やっぱりだれでも同じなんだなあと安心したことは事実で、とても響きました。不安と恍惚のヘルタースケルター。芸術って深いなあ(笑)』

05年6月6日(月) ブリコ通信・その後編033//FIREWORKS映像

[ブリコ通信・燃焼編]FIREWORKSの映像

早朝前日のブログを編集し、多々所用をすませ、

夕方大学に学生さん達に撮ってもらった

Fireworksができるまでを記録したビデオをとりに行った。

で、今一本さらっとみたのですが...。

すばらしい!


若いって素敵!


経験ではないところから関係性が生まれ、

集約していくさまが、思っていた以上にひろえているので、とてもうれしい。


うむむむ、編集どうしようかなあ。


ここまで素材があると、みんなの気持ちが一瞬に向かっていって、

花火をとおし、作品となるのだというビデオを作るのは当然だけれど、



彼らの青春というか、彼らの取り返しのつかない時間を形にしたい欲もでてきた。

ま、それくらい胸キュン映像でした。

こういうのをボクがまわしたり、第三者がまわしたらぜったいに撮れない。

そうなるよう、しむけたとはいえ、うれしいなあ。どういう編集にしようかなあ。


つまり、この過程が重要で、このながれが影響しあって

作品へと帰着するということの実証が、今回のテーマです。

油断すると、まだまだ失敗する方向へ向かいますが、いまの気分としては

「乗った」感があります。


↑丁度同い年くらいの時、この人の映画にうちのめされ、夢中だった。

しばらくみてなかったから、もう一度、見てみたくなった。


[]FIREWORKSの映像のつづき。”ON THE CORNER”


もう三時。全部みましたよ。いやはやほんとにみなさまごくろうさまです。

すばらしい。情報整理に意思疎通、協調や統率、まだ口には出せない矛盾や辛いことや

葛藤等々あるし起こるとは思うけれど、よくやってます、

学生スタッフのみなさん、ひいては参加していただいた方々も

あらためて感謝です。面白いわ。

ぼくがなげかけたわがままをどうやって克服してくるかがみれるし、

無意識に面子をかけて個々の係わり合いが、かいまみえてきたり、

関わっていくことが、表現へと変化していくということが

体現できているのではないかな。

このまま学生さんがあーでもないこーでもないっていって、演出や編集をして

ビデオを完成させてたものもみてみたい。別にへたでもいいし、

そんなの作品じゃねえよって批判されたっていいし、

その時間をすごしたものだけが作れる「ある」という感覚、

メカスやウォーホールではないけれど、”ただある”、”be in”の感覚で

作りこめば、けっこう面白いことになりそうな気がするけど。

時間がないものなあ、もったいないけど。

ぼくのおもりばかりしているわけにもいかないし(笑)


骨が見えてきた気がする。

ボクが学生になげかけ、学生が他の学生になげかけ、

なげかえしてきたものが作品(物質)になって、

表現として、無意識を共有し、意識を社会化していっている...プロセス全てが

アートになる。

社会的混沌との対峙よりも、もっと身近なところから、フラワー気分で飛び出す方が

もっと世の中よくなるんじゃないのかしら。

だから「若い」ということだけをピックアップしてみつめれば、

カオスというより、オンザコーナー!たぶんサブタイトル決定。

最初はサブタイトルをcall it anythings

と思っていたけれど。

05年6月7日(火) ブリコ通信・その後編034/おしまい。

[ブリコ通信]これでおしまい。

けっして寂しいわけではない。ほんとに。ちっとも寂しくはない。

けどなんでしょう、正直虚しい...(笑)

しらない人たちがわいわい騒いでいるところにいると、すーっと虚しくなる(笑)

ほぼ病にちかいので、あきらめて気にしないし、いけないなと思いつつも

無理に交わらない。社交性は次のテーマです。





f:id:kyoton2:20050607191619:image





でもまあ、やっとおちついてFたまさんやk山田さんD達さんと

おちついて話せたのがなによりでした。

ブリコとは関係のないことなのですが、結果的にすごい救われる話しをしたと思います。

芸術をやっていると、孤独だし、ましてやぼくは心のシャッターをおろしているので(笑)

お気を使わせてしまっていることはわかりつつも、どうしようもないのでというか、

いやとても勉強になりました。


どうしていいかわわからないけれど、その「ひけめ」が実は共有していて、

芸術行為につきまとう「問題」なのだと確信。

すくなからず、自分だけではないのかとわかっただけでも大きいです。





なんか腹が減ったので食って4時間くらい寝たらもういかんとならん、まったくおしまいちゃうやんけ!!!

05年6月8日(水) ブリコ通信・その後編035未完。

[ブリコ通信]

# kyoton2 『D達さんのぺヤングの完成度はすごかった。』

# kyoton2 『えらい長いこと、ブログをかいてきたけど、ここまで知りつぼみなおわりかたって恥ずかしい(笑)しかし、書き出すと言い訳や寂寥感ばかりかきつづりそうで(笑)
+++
ボクはこのカッコ笑い→(笑)をよくつかうのですが、文章の感情表現の省略方法がこれしか知らず、今後は絵文字を勉強しようと思います(-/-)←太陽の塔』

# ふじたま 『ペヤングほんとに凄かった。。だーさんはほんとに物に愛情が込められる人やなあと感心しました。自分のプレゼントがあまりにもアレだったので最後にほんとに寒い思いをしました。がっくり。』

05年6月10日(金) 更新のおしらせ/ブリコ通信・燃焼編

[更新のおしらせ]というほどでもないけど。

改造がとまらない、ってかんじで、ちょっとずついじってしまいます。

もうやっぱり全体の文字にCSSをかけようかと、

随分まえから思い始めてるのではありますが。

http://www.geocities.jp/ululoop/blog/copy-blog.htm

↑Fたまさんに撮ってもらったのをはめ込みました。

[]燃焼編

編集の休憩がてらにブログを書いております。結局スケジュールをわると、

多々あって、もう、たちあげまでは書きます♪

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混沌展なんてだいそれたタイトルの展覧会ですが、

やっぱり感覚的にはオンザコーナーですね。

ニーチェからタイトルをとったそうで、

ニヒリズムに対抗するには、発狂するような芸術表現をしないといけないのかしら(笑)

混沌なんていうと、戦争とか地球環境とか、共同幻想等々、ismの世界に

おちいりそうです。

でもまあ、学生さんたちの空気をみて、つくづく思いますが、

そんなことより、

10円たりなくてジュースが飲めなかった無念さとか、

好きなこの前でチャックが開いていた恥ずかしさとか

床に落としたパンを食うか食わないかとか、

陽水の傘がない世界のほうが、リアルな感じがします。

ただ生きているということが、形になる。でもけっしてならなくてもいい...。

いやじつにほんと、ここにうっつているひとたちみんな可愛い、チャーミング。

なんだかオッサンな意見ですが、(実際おっさんなんで)

うむむ、けっこうスイートな映像です。

作りこむ編集を予定していたげど、ぶつ切り編集もいい気も。

とりあえず、やりだします。休憩終わり。




■燃焼編というカテゴリーをつくりました。(さかのぼってつけときました)





※WInのエキスパンダーがそのものが解凍できない。

インストールシールドというのが

たちあがって、できないみたいで、もううっとうしい。

マックはプレミアをつんでいるが、メモリーとハードが弱いし、

WINはメモリとハードは大丈夫だけど、

映像のアプリケーションが弱い、めんどーです。

なんでOLごときでレンダリングせんとならんのだ。

05年6月15日(水) ブリコ通信・燃焼編/一応映像は完成の巻き。

[ブリコ通信・燃焼編]DVDに焼く。

ひとまず、できた。デジタルのくせにドロップアウト等々、起こったりするけれど、

なかなかの塩梅です。で、アップしました。

http://www.geocities.jp/ululoop/art/fireworks/FIREWORKS002/FIRE-VIDEO.htm

あとは、実物とのからみの演出をどうするか。

できるかぎり彼らの能力が発揮された形で演出したいところですが。

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今日はうちあわせで大学へ。

ファイヤーワークス・ビデオの主人公達。

実物と会って、おもわず、サインをもらっとかないとってかんじです(笑)

近所で飯をくったけれど、ほんとにすっかり変わってしまった。

しらない建物がいっぱいたっていた。さすがに大型チェーンはいきのこっていたけれど。

あのマクドのとこにあった、ジュースのみ放題です、

って書いていた店の名前がでてこなくて気持ち悪い。

思い出せない。ケンタッキーだったかな???




このブログは、カウンター終了時にいったんとじて、たぶんまた整理します。

そのあいだ、ジオシティーズのブログシステムをはめておこうかなと思ってます。

今週その予定。しかし予定は未定。

05年6月16日(木) 原稿CHECK

「混沌..展」なんて、すごいタイトルですが、

たしかに世の中は不条理で、

そうそう実存的に生きることもままならず、

だったら、現実(リアル)より幻想(バーチャル)の中で、

生きていた方がいいなんて気もします。



ボクはずっと「心」に興味があって、

芸術表現においての心の「内的通底」を知りたく、

追いかけてきました。

それこそ、人の心というのは混沌としていて、

それが社会において反映されていると思います。

故に、現実的な人間や社会との関係性ではなく、

所謂、無意識やシュルレアリスム的なものを求め、

「新しさ」や「技術」や「概念」をできるかぎり放棄して、

とどのつまりは、癒し、治療といったものに、

近い表現に夢中になっていたのかもしれません。



今月の頭まで、民族学博物館での展覧会に出品していました。

そこでは、さまざまな関係者のご協力をへて、

その個人的な内的世界を具現化、

結晶化させる実験、実証の機会をいただきました。

結果、うまく言語化はできないのですが、

すべてとまではいかなくても、

そのある内的世界を客観視でき、

且つ、「何か」を満たされた気持ちになりました。

要するに、気が済んでしまったのです。

ひいては、展覧会が終了に向かうにつれ、

そのこれまで求めてきた内世界の探求から、

ひるがえって、外世界の探求へと向いたいという、

衝動が自然と湧いてきました。



そこへ今回、お声をかけていただいたわけです。



アートにおいて、外の世界(現実の中)でのかかわりあいとはなにか?

そこで、学生さんが主体となって動く展覧会だけに、

彼らといっしょに何かできればと、コラボレーションを提案しました。

ただの作家の小間使いではなく、

あくまで彼らの能力や身体から生み出す力といっしょになってはじめて、

外に向かって放てる表現へと、高めるということ。

ボクと彼らの関係性の中だけで完結せず、

より広く現実的で普遍性をもった表現へとひねりこんでいく。

そのプロセス全てがアートになる。



「結果」ではなく、「プロセス」を重要ととらえ、

何かを言いたい!という「答え」ではなく、

何かがあるのでは?と「問題」を提起すること。

そういった意味で、彼らに主体的にカメラを回してもらいました。

さして、お題をあたえるでなし、ともかく「適当に」としか伝えませんでした。

それがよかったのか、結果、ものすごく良い画が撮れていました。

〔正直、編集が楽しくて仕方がありませんでした(笑)〕




たあいのない会話や、ふざけたり、おどけたり、笑ったり、照れていたり、

なんとなしに協力していたり、どーでもよかったり(笑)

そういった時間をへて、生み出され消えていくものが、

ちゃんと記録されているではないですか!

けっして、難しい顔をしてワークショップについて喧々諤々会議していたり、

一生懸命、展示物を製作したり、参加しているだけというような、

プロセスの記録ではないのです。

そのことがこの作品にとって、実はとても大事な力で、

ボクの欲するものに、彼らは無意識に答えてくれているのです。

もし、ボクや第三者がカメラをまわしていたら、

彼らのスイートな時間や、キュートなしぐさ、

当日のグルーヴといったものを、ここまで収めることはできなかったはずです。



さして特別でもなく、極普通の時間の中にアートが入り込み、一瞬つながりあう様子。



なげかけたことに対する彼らの行動が、予想以上に良かったので、

どうも作品のピンク色は、彼らの二度と帰らない貴重な、

そのスイートな時間の象徴のようになり、コラボといいつつ、

とって食われた形になってしまった気もします。

しかし、それはとてもうれしいことであり、これもまた表現の形だと思っています。



あらためて、スタッフの学生さんならびに参加してくださった学生さん、

ひいてはオーディエンスの学生さんに感謝です。



残すは展示作業ですが、きっと良い作品にしあがると思いますし、

結果、みなさんによろこんでもらえるのではないでしょうか。


不肖の先輩でオハズカシイ。6/16


Girl Friend

Girl Friend

# kyoton2 『これは展覧会の冊子用原稿です。』

05年6月17日(金) ブリコ通信・その後編(完)

[ブリコ通信・その後編]完

本日撤去されたものがもどってきました。

が、ものが多くでどうしよう。家具とかちゃんと

作品としてあつかってくれる人がいたら、あげればよかったかしら。

とりあえず整理だけした。

f:id:kyoton2:20050617215709:image

↑こやまださんチーム!家に来るなんてことがないので、記念撮影。

ちなみにこの部屋がうまっていくのだ....。

最初はちょっと作品をかざてみたらなんて、軽い気持ちでかざったら

一気に部屋がしんどい空気につつまれたので、そそくさとかたずけました。



↑あの赤い犬小屋、壊す前にかぶってみました。(なんとなく思いついただけなんですが)

今月の20日に34歳になるわけですが、もう人生を軌道修正はできないのでしょうか?

http://www.geocities.jp/ululoop/sozai/redhouse.wmv

↑とりあえずやってみた動画。

終わりといいつつ、まだまだ枝葉の広がりが、多々ありそうなのです...が。


■■■■■■■■■■完■■■■■■■■■■■■

# kyoton2 『土曜中にCSSを前ページにかける予定。』